『水車小屋のネネ』
持ち物は手荷物だけ。電車に乗り込み始めての土地に向かう姉妹。その冒頭部分の描写だけですでに泣けてくるのはなぜなのでしょう。良心と悪意が世の中にはありますが…。誰かに優しくすることで自分が救われることもある。その瞬間を目撃することでもきっと。「自分はおそらく、これまでに出会ったあらゆる人々の良心でできあがっている」本書の一文です。皆様にもぜひこの物語の優しさに出会ってほしいです。
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